医療安全教育セミナー2016年度冬期

(事故原因分析編)

医療事故の原因分析 ---ヒューマンファクターとリスクアセスメント  

 

 

会期 2017125() 127()

 会場 東京大学伊藤国際学術研究センター謝恩ホール・多目的ホール

                                                     (1日の定数400)

 

 

主催 国際医療リスクマネージメント学会     

 

 

 

 

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プログラム

 

趣旨:  

本教育プログラムは、高度な医療安全活動を構築するための最新の資料を与えるもので、内容は毎年新しい話題を取り上げています。本年度からは学会役員の中で、本分野で経験豊富な諸先生による講演と実習指導が行われます。本講座は3日間参加申し込みのみを受け付けます。参加者には受講証明書を発行いたします。

 

 

本プログラムは、厚生労働省の診療報酬改定による「医療安全対策」として診療報酬申請に加算する際に、加算の対象となる2016年度の研修教科内容の1部にもなります。

この場合は、医療安全基礎講座(201661820)ないし医療安全教育セミナー実践編(20161031日〜112日の3日間)と合わせて申請することをお勧めします。本プログラムと合わせて合計40時間以上となります

 

また、本プログラムは学会認定「高度医療安全管理者」資格制度ならびに「高度医薬品安全管理者」資格制度での必須科目の1つです。

 

 

受講対象者:  学会員、医療施設経営者、専任医療安全管理者、専従医療安全管理者、医薬品安全管理者、歯科医療安全管理者、臨床リスクマネージャー、医療機器安全管理者、医師、歯科医師、看護師、薬剤師、臨床工学技士、放射線技師、臨床検査技師、医療事務関係者、医療産業界関係者、その他の医療従事者。

 

 

講演会場: 東京大学伊藤国際学術研究センター地下2階・謝恩ホール

演習会場: 東京大学伊藤国際学術研究センター地下2階・多目的ホール

演習は小グループ(8名前後/グループ)により行います。

 

 

 

 

(1日目)   2017125() 午前9時〜午後6

医療ミスを防止するための安全学とRCA(根本原因分析)の演習

 

 

 

受付開始 午前8

 

 

午前9  開 会

 

午前9時〜午前920分     (全体ガイダンス) 

 

 

午前920〜午前12時   (講義)  事故原因分析 --- ヒューマンファクターとリスクアセスメンの基本的考え方

講師: 酒井 亮二 (国際医療リスクマネージメント学会理事長) 

 

   

 

午前12時〜午後1時  昼食

 

 

1時〜午2        (演習ガイダンス講義 I)  (根本原因分析法(RCA)のガイダンス 

        講師:  新村 美佐香 (菊名記念病院医療安全管理者)

   (内容) 実際に発生した医療ミスのシステム内部の原因を探索し、組織としての改善策を見出すRCAの方法を説明し、午後のRCA実習に関するガイダンスを行う。

 

 

午後2時〜午後6          (演習 I) 根本原因分析(RCA)

 演習担当者:     新村 美佐香 (菊名記念病院医療安全管理者)

   (内容) 根本原因分析(RCA)の方法を少人数グループで演習する。

 

 

 

午後6時  1日目閉会

 

 

 

 

 

(2日目)   2017126() 午前9時〜午後6

FMEA(設計故障モード影響解析)の演習

 

 

入室開始 午前830

 

午前9時〜午1050分       (講義)  医療安全におけるリスク分析・評価の方法

               講師: 酒井 亮二 (国際医療リスクマネージメント学会理事長) 

(内容) 医療事故の予防と事故時の対応のあり方に関するリスク分析の基本的考え方を講義する。

 

 

午前1050〜午11    休憩

 

 

午前11時〜午前1           (演習ガイダンス講義 V)    FMEA(設計故障モード影響解析法)ガイダンス   

講師: 清野 敏一(帝京薬科大学、東大病院前医薬品安全管理者)

(内容) 院内システム内部に潜むミスの可能性を未然に探索し、組織としての改善策を見出すFMEAの方法を説明し、午後のFMEA実習に関するガイダンスを行う。

 

 

13〜午後2         昼食

 

 

午後2時〜午後6                 (演習 U)  設計故障モード影響解析(FMEA)

演習担当者: 清野 敏一(帝京薬科大学、東大病院前医薬品安全管理者)

(内容) 設計故障モード影響解析(FMEA)の方法を少人数グループで修得する。

 

 

午後6時  2日目閉会

 

 

 

 

(3日目)   2017127() 午前9時〜午後4

KYT(危険予知訓練)の演習ならびに医療安全のためのリスク分析

 

 

入室開始 午前830

 

 

 

午前9時〜午前1020分    (演習ガイダンス講義 U)    KYT(危険予知訓練法)のガイダンス

           講師:  三上 久美子 (横浜市立みなと赤十字病院医療安全管理者)

(内容) 院内に潜む医療ミスの原因を予知する個人の能力を向上するKYTを説明し、130日のKYT実習に関するガイダンスを行う。

 

 

午前1020〜午1030    休憩

 

 

 

午前1030〜午2    (演習 V) 危険予知訓練(KYT)演習

演習担当者:  三上 久美子 (横浜市立みなと赤十字病院医療安全管理者)

(内容)  危険予知訓練(KYT)の方法を少人数グループで修得する。

 

12時〜午後1時        昼食

 

 

 

午後2時〜午後4時         (全体討論会)

 座長  新村 美佐香 (菊名記念病院医療安全管理者)

(内容) 以上3種類の演習を通じて、演習参加者自身による討論会を行います。

  

 

 

午後4   全体閉会

 

 

 

 

 

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