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国際予防医学リスクマネージメント連盟

 


 



   

主催者の挨拶

 

 

Global Forum of Crisis Management and Crisis Communication for Health Care

医療のための危機管理とクライシスコミュニケーション

に関する世界会議

 

Lesson from the Past Around the World.

 

世界の過去から学ぶ

 

                               2010111日〜2日、 東京大学

 

 

 

 

国際予防医学リスクマネージメント連盟(Union of Risk Management for Preventive Medicine; URMPMI)は安全と健康に関する科学的対策を検討する学術団体として20024月にスイスにて設立しました。その後、多数の国際行政機関を含めて、世界各国に様々な傘下学会と関連学会が設立されるに至りました。日本では日本予防医学リスクマネージメント学会設立され、極めて活発に活動されています。URMPM本部は2005年1月に東京に移動いたしました。

URMPM拠点を日本に移動した最大の理由は、世界各地で人々から、日本での安全対策や安全工学が極めて優秀かつ先進的である、とのさまざまな声を聞くにつれ、日本での関連する科学技術が世界の安全と健康の大いなる飛躍にとって大変貴重な財産である、との世界的認識に至ったことによります。

 

 URMPMは世界各地での学術会議の他に、世界の学会員の提案による特定課題を対象とする学術集会を開催しています。日本では、国連大学での環境医学リスクマネージメント会議、世界銀行での危機管理国際セミナー、および東京大学での医療安全教育セミナーなどを開催しております。

 

 

 

 さて、過去数年間において世界各地の会員からURMPMに提出された学術集会の開催要望を要約すると、医療安全、新型インフルエンザおよび災害医療の3つのテーマについて、それらの危機管理のあり方を検討することが最重要課題となっています。

そこで、本学術会議ではこれらの危機における世界の医療の向上を目標とするために、1) 医療安全、新型インフルエンザおよび災害を対象リスクとし、2)これらの危機管理としてのインフラシステムの現状と課題を討議し、あわせて、3)これらの危機における医療人のクライシスコミュニケーションのあり方はどのようにあるべきか、の3点に関して東京大学にて2日間の国際学術討論会を開催するする運びとなりました。

 

本学術会議の目的は世界的意見交換会ですので、海外からの招待者を交えた国際シンポジウムが開催されます。会議第1日目のいくつかの国際シンポジウムでは、医療事故に対する医療機関の危機管理体制とクライシスマネージメントのあり方が討論されます。第2日目の国際シンポジウムでは、感染症および災害に対する医療機関の危機管理体制とクライシスマネージメントのあり方が取り上げられます。

 

同時に、日本を含む世界の人々から応募される一般演題を口演やポスターにて発表いただけます。これらの演題の一部は上記の国際シンポジウムで発表いただくことがあります。また、演題は世界学会の英文機関誌「Journal of medical Safety」での論文印刷が可能です。申し込まれた一般演題からは世界学会の国際賞「URMPM Prize」が選考されます。

 

日本における国際学術集会の開催であり、日本の人々の特段のご支援・ご協力をお願い申し上げます。

 

 

 

 

20104

 

開催責任者

酒井 亮二 国際予防医学リスクマネージメント連盟理事長

 

 

国際プログラム委員会

(日本国内)

吉田 謙一 東京大学大学院医学系研究科法医学教授

木内 貴弘 東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学分野教授

 前川 和彦 東京大学名誉教授(救急医学)

 松島 綱治 東京大学大学院医学系研究科分子予防医学教授

 目黒  公郎  東京大学生産技術研究所都市基盤安全工学国際研究センター教授

安原 洋  東京大学付属病院手術部教授

その他

(日本以外の関連する連盟顧問および連盟理事)

Pat Caplan       ロンドン大学名誉教授(リスク人類学)、英国

Ranger.Lofstedt   王立ロンドンカレッジ・リスクマネージメントセンター教授、英国

James.E. Banta    ジョージワシントン大学教授、米国

Paul Slovic    オレゴン大学名誉教授、米国

Walter C Willette    ハーバード大学教授、米国

Bruno Gottstein   チューリヒ医科大学教授、スイス

Kjell Anderson     Karita 研究所所長、元スウェーデン原子力保安委員会、スウェーデン

M. Ste-MARIE   マックギル大学医学部教授、ケベック州リスクマネージメント委員会、カナダ

Jean L. Virelizier  パスツール研究所顧問、パリ、フランス

Michael Oborne     OECD常任理事、パリ、フランス

V. K. Ilyin      ロシアアカデミィー教授、モスクワ、ロシア

S A Wongkhomthong  バンコック病院院長、Mahidol大学名誉教授、元東京大学教授、タイ

Rusli Bin Nordin      Monash 大学教授、マレーシア

その他.

 

 

 

 

 

 

 

 

c) URMPM 2010

 




 



 









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